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CONCEPT
2021年までの私のテーマは、「生死一如」でした。
死を見つめ、考え、きちんと準備することで生が充実するという、仏教の教えにヒントをもらっていました。
私にとって生死は永遠のテーマで、疑問で、とても興味深いものだったからです。
しかし、2021年の8月に結婚し、2022年の3月に妊娠が分かってから、その気持ちに少し変化が訪れてきたのです。
生も死も、私の中で疑問だったものが、ただ愛しいものに変化している。
私はそのことに、はたと気づかされたのです。
動物も植物も、毎日をただ懸命に生きていて、何とも愛しい。可愛い。
懸命さ。ひたむきさ。そのすべてが、素晴らしく愛しく、可愛くて仕方ない。
ふと過去絵を見てみると、少し滑稽に見えるかもしれないけれど、でも真剣な眼差しをしているキノコペンギンの姿があって。
ああ、これだ。と、そう思ったのです。
強く描く必要はないのだ。と、不思議と腹に落ちたものがありました。
可愛いものを、可愛く描いていいのだと。まるで憑き物が落ちたようにすっと心におさまったのです。
だから、2022年からの黒乃香丹は、少し違った一面をお見せすることができるでしょう。
優しい、可愛い、でも少しシュールかもしれないし、コミカルかもしれない、動植物の表情をそのまま抜き出して描きたい。
日常の、気軽で愛しい、私の見ている世界をそのまま描きたいです。
新生・黒乃香丹を、よろしくお願いします。
●2018年
グループ展「このこねこのこPARTⅡ」
→ギャラリー七面坂途中
公募展「life2018」大賞受賞
→Gallery art point
●2019年
グループ展「新春ポストカード展」
→ギャラリー七面坂途中
選抜展「Nature」
→Gallery art point
二人展「煌めく」
→ギャラリーカフェ・エスポアール
グループ展「AQYRA ART ASORT展」
→ゆう画廊
グループ展「クリスマス展」
→ギャラリー七面坂途中
グループ展「Spectrum」
→Gallery art point
PROFILE
●2020年グループ展「はな展」
→ギャラリー七面坂途中グ
ループ展「ねこ展」
→ギャラリー七面坂途中
グループ展「いぬが動物園に行く展」
→ギャラリー七面坂途中
グループ展「鳥展」
→ギャラリー七面坂途中
グループ展「KSAC展」
→幸伸ギャラリー
グループ展「優遊展」
→ギャラリー七面坂途中
グループ展「Creations'」
→ガレリア表参道原宿
グループ展「鬱屈展」
→ギャラリー・アートスープ
●2021
個展「あがく」
→ギャラリー喫茶 亜露麻
→ギャラリー七面坂途中
グループ展「鳥展」
→ギャラリー七面坂途中
美術協会展「第44回 美協展」
→東松山総合会館
その他イベント出展有
黒乃香丹(Kurono Katan)
生年月日:1990年12月31日埼玉県東松山市出身
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